マラソン、ヨガ、ベリーダンス! 女を磨く?身体のブログです


by run_run_moon
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ベンジャミンバトンと猫のクリス

最近は、映画館で映画を観る事が多かった。

やっぱりDVDで観たほうが、好きなカッコで見れるし!とか思ったりするんだけど、ちょうど、会社と家の帰り道に映画館があって、水曜日は1000円だから、ついつい「ついで」のノリで行ってしまったりする。 映画館で観たほうが、その作品をちゃんと記憶出来るような気がするの。 あの映画を観たときには、誰と行ったとか、その時のイベントとかも覚えてるから、映画の内容だけじゃない記憶が残る。

最近観た「ベンジャミン・バトン」
これは、私はとっても観たくって、会社を早退してまでして行きました。だって、3時間もあるから、最終回だと家に帰るのが、真夜中過ぎになってしまいます。

で、映画の内容は、おいておいて(ま、観に行ってください)映画を観終わってから、ボロボロと泣いてしまいました。

自分でもビックリしちゃった。 っていうのは、この映画3時間。 その終わる前から、後ろの席で、シクシク泣いてる人がいたんだけど、私は、半ば、「長いなぁ~」って思ったり、後ろの人が何で泣いてるんだか分らないシーンで泣いてたりするもんだから、何でだろう?って思ったり、まぁ、気がそぐれ事があった訳です。

それが、見終わってから、もう、抑えきれない程に涙が。。。
私は、映画館でも、他の場所でも、人前で泣くのが好きじゃないので、困ってしまった。

しかも、その泣いた理由が、自分でも、不思議だった。

映画の解釈の仕方は人それぞれだけど、私は、この映画を観て、自分が大事に思っている存在の人が死んでしまう、この世からいなくなってしまう、この普遍で何度も繰り返されているサイクルの事を思って、悲しくなってしまった。
私は、自分の大事にしてる家族が死ぬっていう経験がすくない。祖父母は、もともと、静岡に住んでいて、小さい頃から、年に数回しか会えない。それでも、もちろん、思いではあるけど、毎日を一緒に過ごした相手とは、全然違うだろうと思う。

そういう意味で、両親は健在だし、姉も元気だし。 

でも、私には、青春時代を一緒に過ごした猫、クリスがいて、もう、この映画を見て、クリスの事を思って悲しくて仕方がなくなってしまった。

クリスは、メスの黒ネコで、私がアメリカ生活2年目で一応誕生日プレゼントとして飼ってもらった猫で、そこから戻ってきた時は、日本に連れて帰ってきた。日本での大学生活、社会人生活、ずーっと一緒で、私がホノルルマラソンを目指して走り始めた年の4月に死んでしまった。 まさに、私の青春時代には、いつも、クリスの存在がいた。

こういう時期にペットを飼っていた人なら分かるだろうけど、タダのペットっていう存在以上なんだよね。 クリスは、ほぼ私がつきあった男の子を見てるし、その時の悲しみとか楽しい時とか、全部知っている。飼い始めた時は、自分よりも子供だと思っていたのに、クリスほど猫にしては、ケアリングな猫はいないと思う。ある時期から、私の精神年齢を追い越して、終わりには、私にとっての頼りになる年上の存在のようだった。

家に帰って来ると「どうだった?今日は?」って話しかけてくるようにして、おちついていて、ホッとする猫。死んでしまった時は、私の腕の中だった。 その前から、病気で体調が悪かったのだけど、その時に、クリスが「〇〇ちゃんを残して死んでしまうのが、心配だよ。〇〇ちゃん、大丈夫?ちゃんとやっていける?」って思っているのが、本当に、言葉で聞こえるようだった。私が、ちゃんと独り立ちしていない姿をみて、心残りみたいな感じだった。

そう、自分の事を心配して亡くなってしまった存在が、天から見てて、心配にならないように、しっかりしていかないとなぁって思う。

これは、かなり私の意訳で、本当のメッセージは、人生をどう生きるか、っていう事がテーマかな。 突飛なセッティングになってるけど、感傷的な気持ちをあまり含めずに、淡々と、生まれてから死ぬまでを描いてる映画で、しみじみと見終わった後に感じさせる映画でした。
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by run_run_moon | 2009-03-14 17:06 | 番外編