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マラソン、ヨガ、ベリーダンス! 女を磨く?身体のブログです


by run_run_moon
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MJ

さて、ちまたで大絶賛の「This is it!」見てきました。

どこを読んでも、最高!っていう意見しかないので、まぁ、見る前から感動しないといけないんじゃないか?っていう強迫概念に駆られて見に行きました。

しかも、私にしては、珍しく会社のお姉さま方と一緒に行きました(そう言えば、会社での白百合キャラが、いつの間にか宇宙人キャラに代わってます・・・) そして、そのお姉さまの一人が、すでに、どっかの映画館で見たのに、再度見たいよ!っていう事で、4人で行ってきました。

感想・・・

確かにマイケルすごいと思った。

ただ、私は、なんでも、物事の裏ばっかりに意識が行ってしまうのか? マイケルに対しての周りの気遣いの仕方に気を取られすぎて、この映画って、ここに写ってるばかりがすべてじゃないんだろうなぁ?って思ってしまった。

っていうのも、このショー全体を監督してる人が、マイケルに話すときに、まさに、明瞭な話し方、こうマイケルが感覚的に言ってる事を、リフレイズするわけです「マイケル、それは、○○って事かな?」とかさ。

その言い方が、たぶん、この映画に入ってない、マイケルの調子が悪い時は、すごいマイケルめちゃくちゃで、大変なことになってしまっていて、すごい気を使ってるのかな?とか思っちゃった。 なんか、ゴンドラみたいのがあって、試しに乗ってみてとかいう時も、しきりに「手すりにつかまって」とか何度も言ってたもん。 あれって、調子悪い時とか、足元ふらついて、落ちるかもしれないって思ってたからでしょう。。

それ以外にも、やっぱり、一人の神、あ、キングか、がいると、その人の意見が絶対なんだよね。 そりゃ、マイケルはいい人みたいだからいいけど、何か芸術的なものを作り上げるとき、絶対の存在がいるって、私は嫌だ。 あれだけ優秀に違いないスタッフ、みんなで作り上げていくっていう要素とか、雰囲気があってもいいような・・・ みんながみんな、マイケル、これでいい?って聞いてるの。 マイケル、こういうのはどう?とか、掛けあいってのがない。つまり、平等っていうか、そういうフラットな関係で、作り上げるっていう雰囲気。

マイケルがそれを望んでるんだか、あの人、そりゃ、寂しい人生だったろうなぁって思った。

何度も何度もの、監督らしき人が、マイケルに「こういう事?」って確認してるのは、たぶん、いや、絶対に、マイケルが言う事が、そのたびに、変わったからだと思う。

なんでもそうだけど、ライブで見る面白さって、やっぱり、アクシデントだったり、即興だったりする。 その時の、時間とか観客とかパフォーマーの気分とか、その時に重なった条件で、ライブが出来る。 

だから、マイケルがその時で、言う事が変わるのは、おかしなことではないだろうけど、あれだけの細工があるライブだと、その気分次第で、色々な事をやってもらっては、他がフォロー出来んだろう!っていう事なんだろう。。いや、あれだけ、周りも、優秀だと、マイケルの気分に合わせられるなろう・・

と、やったらと、否定的なコメントを書いておきながらも、、

やっぱり、あの女性シンガーとの、アドリブっていうの、掛けあいしながらの歌とか、ビリージーンのダンスシーンとか、マイケルがついつい、リハで押さえながらやってるのに、まさにその場のノリで、やってしまった、かなり上質なパフォーマンスは、最高です。

そうなんだよね、ああいうのがいいんだと思う。 あの、予定外だけど、その場で出てきちゃったっていうの。 あの場にいたら、最高だっただろうなぁ。 決まり切った事を見せられても、面白くない。 

小さい会場で、仕掛けもほぼなしでっていうライブにこだわる、ミュージシャンの気持ちも分からないでもないなぁって思った。

あと、Bootyって、booty callとかっていう意味でしか知らなかった。booty callって、セックスしたいだけの理由で、相手に電話して、うちに来ない?とかいう誘いの電話っていう意味だと思ってたけど、このbootyって、いうのをマイケルが使っていて面白かった。 booty、もっと、セクシーっていうか、みだらな感じ。 音楽でもこういう形容詞って使うんだなぁって
by run_run_moon | 2009-11-23 13:30 | 番外編