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マラソン、ヨガ、ベリーダンス! 女を磨く?身体のブログです


by run_run_moon
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不思議な出会い

今日は、果たして本当に私はハセツネに出るのか?を検証しに三頭山近辺まで行く予定でした。三頭山からの下りは全く走った事無い所だし、やっぱり、この辺りを走ってからじゃないと、申し込み費用9000円が無駄になるのかも・・・とか。ケチくさい。

で、今日は都民の森までバスで行き、つるつる温泉を目指すっていうコースで。このコースになると、9時の武蔵五日市からのバスに乗ることになるので、どうしてもスタートが遅くなる。なんで、8時台のバスがないのか!?と思わずにいられないわ。今日の9時発のバスは2台の臨時便も出ていたくらいなのに。

で、9時のバスに乗るためにバス停に並んでいたら、明らかにトレランしにきました!っていう集団が後ろに。しかも、同じバス。女で一人で山とか行くと、私でも「この人速いんだろうなぁ」って思ってしまうのに、私は明らかに、遅いランナー。で、後ろから聞こえてくる話は、素晴らしく、いやぁーみんな速そう!速く途中で降りてくれないかなぁ・・・とか思っていたら、とうとう数馬まで。で、私は都民の森へ行くバスに乗り換えてるんだけど、彼らはそのままトレイルに出るみたいだった。でも、バスがあると気付くとバスに乗り込んできたので、もう、スタート地点は一緒。

これは、話しかけておいたほうがいいんじゃない?って気になって、バスの中で話しかけたら、本当に行き先もつるつる温泉だったし、彼らもハセツネ試走。っていうか、みんな既に申し込んでる人達だった。男性3人、女性2人だったので、私もズーズーしく仲間に入れてもらって走りました。いやぁー、私って時々我ながらすごいな・・・って思う。

彼らのほうが、えっ一人で来てるの?って驚いていて、あぁいう出来る人々っていうのは、何と言うのか、心が大きいってのと、山を走る人全員の安全を願っているっていう所があるみたいで、同じ場所に行くなら、是非、一緒に行きましょうよ!と実にフレンドリー。フレンドリーっていうか、「この子大丈夫?」っていうのが本音だったと思う。

私、よく山に一人で行くと、地元の人とかにも「大丈夫?」とかしきりに聞かれたりするし、レースとかに出ると、走れますか?とか聞かれる。そうとう、こういうスポーツしてます、速そうです!っていう雰囲気がないんだと思う。っていうか、実際に速くないからだと思うんだけど。あと、多分、何となく来ちゃった人っていう印象が強いんだと思う。

都民の森から、舗装道路を登って、月夜見坂の駐車場まで行って、そこからハセツネコースに出るっていうので、そのまま、付いていったけど、ここの男性軍は速くって(だってそのうちの一人はハセツネ10時間台ですって)男性はさっさと先に行き、女性2人の後についていく。
この女性2人は、一人は2年前からトレランやっていて、その前はアドヴェンチャーレースに出てるっていう人と、トライアスリートでした。そのトライアスリートは、山は初めて!っていう位の人だったので、私も最初は大丈夫かなぁ・・・くらいに思っていたのですが、やはり、基礎体力ってうのが、全く違うみたいで、全然疲れた様子も無く、スタコラ登っていました。

私は、半ば、これは間違ったグループと一緒に走ってるんじゃない?って気がしてきたけど、それよりも、何よりも私が恐れているのは、迷う事。だから、はぐれない様にと、頑張って着いて行きました。が、自然に男性軍とは、離れ離れになってしまって、女性3人に。最初の「お母さん」っていうあだ名の女性が、リーダーになって、どんどん引っ張ってくれてます。彼女も、北丹沢9時間って言っていたから、私よりも速いし、はいてるCWXがボロボロになってる所を見ると、かなりやってるなぁっていう雰囲気。どうやら、ウェアーはボロボロなほど、カッコイイってのが、山関連のスポーツらしいです。

だから、私は地図なんて全く見ないで走っていて、舗装道路に出た時は、やっと出たなぁって思うほどに結構な距離を走っていたと思う。トライアスリートはヘトヘトそうだったもん。で、ロードをしばらく走るんだけど、一向に着かない。おかしいんじゃない?ってなった時に、明らかに行き過ぎたんだろう!って気付いたんだけど、現在の位置ってのが全く分からないし、右左どっちに行っていいのかも分からない。で、しばらく走っていたら、何と、奥多摩湖が見えてきました・・・・えっ?地図でこの辺っていうのと、全く違う所にいるじゃんねぇ!ってやっと気付き、ここから、ひたすら、月夜見第一駐車場、第二と戻る事に。

よく、マラソンやってる人が山走ると、ロードが出てくると、嬉しい!って言いますが、あれは、ウソです。ウソっていうか、トレランやると、このロードこそキツイもんはない!っいう風に思うようになると思う。だって、まず、脚にすごい響く。暑い、楽しくない。と、山に着てるのに、なんでロード?って思っちゃう。

私も今回、このロードで疲労困憊。途中で、シャレじゃなく、ヒッチハイクしませんか?とか言ってみたけど、二人には通じませんでした。。。80%くらい本気だったんだけど。

で、やっと月夜見の駐車場まで出てきた時には、もう帰る!っていう位疲れていたのですが、「お母さん」は、これからだわ!っていう感じで張り切りモード。まぁ、私もこれで良く分からないロード走って帰る訳にも行かないから、先を行ったんだけど、いやぁ、ハセツネ本当に出る?って自問。北丹沢の話を聞いた時に、ハセツネのほうが楽しいって聞いたんだけど、ここから先、結構上ります。

しかも、今日は時々風が吹いてくれたけど、未だかつてないほどに汗かいた。自転車やらホットヨガやらで、ただでさえ代謝が良くなってる私、こんな山登らせちゃったら、顔から汗が滝のように。おまけに、水漏ってる?って思うほどに、短パンがびちょ濡れ。私の短パンって、実はビーチ用なので、水濡れてもOKだけど、どうやら速乾性の生地じゃなかったみたいで、ずっと濡れっぱなし。全身汗で濡れてるし、それでも汗がまだ出てくるし。幾ら山でも、ここまで汗かいたっけ?って思った。水も2Lのハイドレーション全部飲んだし、他にももって行った水も飲んだ。今まで、2L持って行って全部飲んだの初めて。でも2週間前の箱根でも相当飲んだから、やっぱり、夏山はこんなに持てない!って思うほどに水持って行くのが正解。

トライアスリートが脚つりそうっていうのと、私もバテバテだったのと、迷ったりで、随分時間のロスがあったので、御前山から湯久保尾根を降りることに。ここから宮ケ谷戸っていうバス停まで下りて、バスで五日市まで下山しようって事になって、私も大賛成。
今日はいつもではありえないほどのバテぶり。暑いとここまで辛いのね。。。

この湯久保尾根ってのが、すごい楽しかった。やっぱり、山は尾根よねぇ~ってしみじみ思い、楽しく下りる。で、グッドタイミングで4分後にバスが!しかも、何か良く分からない商店があって、そこでジュースも購入。これは、色々ラッキー

で、汗で濡れまくったままバスに乗って、嫌っていうほど冷房で冷やされて五日市の駅に到着。そしたら、「おかあさん」が車で着てるから、温泉まで来るまで行きましょう!とステキすぎて死んじゃうようなオファーが。もちろん、ずうずうしいので、乗せてもらう。っていうか、この汗で電車に乗るのも結構勇気がいるもんね。しかも、念願のつるつる温泉まで行けるの!!

そうこうしていたら、3人の軍団の中の「はにわ」クンが、ばんざーいとかしながら、走ってくる。えっ?この人、どこから現れたの???って思っていたら、男性軍はあれから、ハセツネコースをずんずんと行って、この人は、ゴール地点から、バス停まで下りてきたんだって。。。尋常じゃない。もうしばらくすれば、あとの二人も。。。って言うから、ハセツネスタート地点の学校のある所まで歩いていく事に。そしたら、あとの2人もいたけど、そのうちの一人はすごい熱中症。もう、見るからに、身体冷やさないダメ!っていう状態で、本人も「はきそう」って言ってた。

そうそう、私も昔は熱心だったので、自分の身体能力を超える練習をして吐いたことがあった。人って、身体動かしすぎると吐くって知ってました??私、自分でも驚きだったけど、結構、それが当たり前の男性っているみたいで、「おかあさん」曰く、彼はいつもそうなの・・・って言ってた。追い込みすぎだよ。

で、近くにある小川に涼みに行ったりして、その後、つるつる温泉に。

彼らは、トレランに限らず、アドヴェンチャーレースにはまってる人達だったみたいで、私も、しきに出ませんか?と勧誘を受けた。まぁ、楽しいかもね。。って思って、是非、出ます!って言っておいたんだけど、その後、色々あって、「はにわ」くんには、借りを作ってしまったので、もしかして、本当に私もアドヴェンチャーレースに出る事になるかも。

こんな風にして、一人で山に行くか・・・って思っていたら、素敵な出会いがあって、私も一人で走るよりも全然楽しかった!しかも、アドヴェンチャーレースってグループで出るレースのせいか、彼らもストレンジャーを暖かく受け入れいてくれて、私もずうずうしくそれに甘えまくってしまった。

私は、山に関して言えば、すごいツイてるって勝手に思ってる。いつも、道が分からない所で、人に会ったりするし、今回も、実は多分道を間違えた所で、私は虫を飲み込んですごい苦しくなったりした。多分、あそこで、道を確認してたら良かったんだと思う。山で、道に迷いそうな時って、突然雨が降ったりして、「ちがうよ、そっちじゃないよ」って教えてくれてるんじゃないか?って思う時がある。

ちなみに、天候の不思議に関して、かなり話が飛ぶけど、私の中で、すごい不思議な事がある。過去2回、別れ話になる時、ピーカンで晴れているのに、突然、曇りになって激しい雨が降って、雷が落ちるっていう事が続いてます。2回とも、突然、天候が変るの。そして、すごい雨が降った後、ピカッとか外で言ってるのに、その後、晴れたりして。すごい、怖くない?まるで、天候までが荒れ狂ってるみたいで。
by run_run_moon | 2006-08-21 00:18 | trail running