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マラソン、ヨガ、ベリーダンス! 女を磨く?身体のブログです


by run_run_moon
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御岳山岳マラソンレース

今日は御岳レースの日!昨日は十分に休み(なんて言っても、ほとんど家から出てませんから・・・)、疲労度ゼロの状態! 不安要素は、最近、山を走ってない事。つまり、完全なトレーニング不足状態。

朝7時の電車に乗れば8時31分には御岳駅には着くそうなので、前の晩からオニギリを作って、朝は余裕の出発!6時台の電車と7時では大違いだよね。
青梅線は、もう、山に行く人しかいない、遠足列車みたいになってるので、出来るだけ、山と関係なさそうな人の前に立って、席が空くのを待つ。私の勘が当たって、8時には席をゲット!!

人目をはばからず、オニギリをモグモグとパクつく。もう、私の中の、山行きの青梅線は、朝食を食べる場所になっちゃってる。だって、家で食べるには早いし、会場では遅いし。

やっと腹ごしらえが出来ると、周りの人で、このレースに参加する人を探してみたりするんだけど、山岳マラソンって、普通のマラソンと違って、分かりづらい! だって、マラソンは、もう、ランナーだけしか基本的には参加しないんだけど、トレランレースは、普段は山です、とか、トライアスロンやってますとか、外人ですとか(これはカテゴリなのか?)、ロッククライミングしてますとか・・・基本、自然と山つながりで、ロードは走りませんって言う人も沢山参加してるのです。

事実、私の前に座っていてご婦人(50台?)は、SPEEDOの袋に何とかOPEN WATER SWIMMINとか書いてある袋持ってたしね。おぉー、山岳マラソンに、水泳バッグはあり?って思うけど、当然、トライアスリートならアリなんです。そして、隣の外人さん、白人ヨーロピアン?も、ノーチェックだったけど、向かいのトライアスリートが今回のレースのチラシを出したら、彼も出しだした。もう、靴でmontrailなんて履いちゃってたら、当然、参加者です。

多分、電車としてもこの時間に着くのに乗ってくる人が多いから、もう、電車を下りた時点で、バス乗り順のレースは始まってたりする。 私は清算という時間ロスがあったため、悔しい事に、2台目のバスに・・・

で、会場に着いたら、トイレレース。これは、1番! 女性が少ないから、楽勝だねぇ~
いきなり、おじさんが女性トイレから出てくるんだけど。

受付をしようとしたら、もう、ハデにエアロビ運動が開催されていて、着替えをするバスに向かうのが困難。 このエアロビ運動、結構長い事やってたなぁ。私がバスから出てきても、みんな、激しくエアロビしてました。

私は、またトイレに行きたくなって、トイレに行ったら、獅子舞に話しかけられました。。。
仮装ランナー! どこのレースにもいるけど、獅子舞は初めて見た! で、こういうのは自作なのか?買ってるのか?とか、色々持ってるのか?とか聞いちゃった。だいたい、どんなレースdも、仮装してる人って速いんだよね。その人に、今回のレースは初めてですって言ったら、色々教えてくれた。

こういう山岳レースって、初めて出る人には、あまりにも情報がなさすぎ! だって、今回も、荷物が御岳にある宿に届けられて、そこでオフロに入れるなんてどこにも書いてなかったし!でも、これはプラスのニュースだからいいっか。獅子舞に応援されて、記念に(?)って、握手までして別れた。

レースは、チップがないので、正確な時間測定は難しそう。最初の上りがキツイのは覚悟してたんだけど、普通にみんな歩いている。 私も、今回は、早歩きくらいにしようかなぁ・・・って思っていたけど、当たり前に歩いてるから、ちょっと、このペースで大丈夫?って不安になったので、抜かせる人は、抜きつつ、競歩の人みたいな感じで進みました。

そしたら、昨日行くはずだったOSJセミナーで知り合った女の子2人組みに遭遇。彼女たちは、結構真面目なタイプ。ちゃんと昨日も参加して、今回も試走をしたと言う。で、ここは、飛ばすと、後でバテルので、我慢してゆっくりって言われた。。。ので、私も、しばらく後についていた。でも、段々と上り坂が終わると、後ろからのランナー達は走り始めて、私は、自分も走り出したかったんだけど、絶対の自信を持って「ここは走ってはいけない」と言われると、抜かしづらくなって、結局、この上まで同じペースで行ってしまった・・・

結果としては、分からないんだけど、私の中では、これは失敗だった。もしかして、ここでセーブしたから後でラクだったとかあるかもしれないけど、自分のペースも良く知らない他人の意見に惑わされてはいけない!北丹沢の時も、きつく注意を受けたけど、トップランナー以外は、記念参加とか、ファン・ランナーなので、意気込みも「まぁ、ゆっくりいこうや」って感じだったりする。その悪魔の声に耳を傾けると、自分もズルズルとそこに引き込まれてしまうのですねぇ~おそろしやぁー

って、私も、ファンランナーじゃなかったのか?って言われるとそうなんだけど、レースになると突然、思うんだけど、自分を追い込むことないレースってのは、結局、自分から逃げる事になって、終わったあとも、不完全燃焼になる。勿論、ペース配分って大事なんだけど、最初から、逃げの姿勢は良くない! 

で、さすがに、一度上まで上り切ったら、さりげなく、二人から逃げさってしまった・・・

で、ここからは自分のペース。楽しかった!! レースとかって、変に人と一緒に走らないほうがいいかも。っていうか、別に強制されて走ったわけじゃなくって、それは私の意志の弱さだったと思う。今度から、絶対に誰かのペースでは走らないようにしよう!

下りに部分はかなり楽しいんだけど、このレース、ほとんどが上り!! 高低表を見ると分かるんだけどね。

ロックガーデンまではかなり楽しく走れたんだけど、その前の 8K地点で、55分くらいだった。最初の大塚山まで30分くらいかかったと思う。

で、このロックガーデンが、まぁ、新鮮って言えば新鮮。 あぁいうのを走ったのは初めて!走ったっていうか、歩いてるのに近いかな。岩の上だから、やっぱり走るのが難しい。プラス、いい具合に混んでるので、抜かすのも難しかったりする。。。

そしてロックガーデンを抜けてからも上り。もう、上りの連続。下を見たら、OSJの二人のうち一人が見えた。多分、あの二人もペースが違うんだろうから、さらに遅い確信を持った女性がペースを決めてたのは良くなかったのかも。

私は、今回、どれくらの時間でゴール出来るか分からなかったけど、一応、1時間50分を目指していた。で、あの追い越し禁止区域に来るまで、楽勝!だと思っていたんだけど、私の期待は見事に裏切られた。何この、追い越し禁止って?! メチャクチャ、イラついた。

今まで陣馬でも、北丹沢でもすごい所あったけど、追い越し禁止なんてなかったよ!って言うか、追い越し禁止なんて決めなくっても、きつい所は、それぞれ譲り合ったりするもんだと思う。

こういう所を追い越し禁止にするってのは、遅いランナーにペースを合わせる事になるし、はっきり行って、私のいた周辺では、遅いランナーよりも、その遅いランナーのペースでイライラしてるランナーばかりがいた。やっぱり、あれはオカシイ! 遅いランナーは、速いランナーが来たらぬかさせればいいし、速いランナーも無理なく安全に抜かせるようにするべきだと思う。

予想外の追い越し禁止区域で、私の野望は見事にくずれて、ゴールタイムは2時間1分くらい。。。 確かに、この追い越し禁止区域から先も、結構上りがあってハードだったけど、なんだか、納得のいかないレースだった。

その第一の原因が、最初の上りをラク過ぎた所。
これは、他のレースでもそうだけど、もっと、自分が出来る事を信じるって大事なんだと思う。自信が無いってのもあるし、これだけ速い人がいると、自分は、速いって思うのは不遜だと思うのも無理ないと思うんだけど、速い人の速いとは違う、もっと、自分なりの速さの追求とかをするべきだし、実際、私は今日、もっと速く走れたと思うし、それから逃げてしまったのは、「いえいえ、私なんて速くないんで・・・」っていう変な甘えだと思った。

山を走ると思うんだけど、やっぱり、もっと強くなりたい!!
今回は、ゴールした後に、sugitakasanさんが待っていてくれた。彼は1時間半! 最初の上り坂も小走りで、その後も、全部走ったそうだ。やっぱり、そのくらいの心意気ってのが必要だし、やっぱり、追い込んでいかないといけないんだわ!って、彼と別れた後に、妙に、フツフツと悔しい思いが沸いて来て、マンガのように、「おまえは強くなりたいのかぁ~」「おぉー!」っていう台詞が、炎と共に出そうな場面が頭の中をよぎってしまった。

このレースは、選手がそれぞれ宿に振り分けられていて、私も自分の荷物が届けられている宿にと向かった。そこで、お風呂に入って、お茶を飲んで、一緒になった女の人とケーブルカーに乗って帰った。

彼女は元々はロッククライミングをしてる人で、ロードを走るとかは全く興味がないそうだ。山と自然があるから、トレイルランをするわけで、ロード、なぜ?って感じらしい。

トレランを始める入口って色々だから、いろんな人がいて面白い。彼女も、今年の天狗・陣馬に出て、御岳に出たらしい。

私は脚とか腿の話をしたら、「そりゃ、当然、太くなりますよねぇ」とサラっと言っていた。彼女は陣馬の時に、速い人を観察したら、やっぱり腿は太かったらしい。確かに、腿の筋肉がないと、下りを楽しく走る事は不可能だろう。でも、重量挙げの女性は、もっとすごかったらしい。そりゃ、そうだ。

私も、もう、強くなるためなら、太い腿でもいい!と思った。
っていうか、今振り返ってみると、私の腿の太さは、食べすぎだ。今年の夏も、同じくらい走っていたけど、その時のほうが今よりも細かった。で、その時も、自転車通勤していたし、トレイルも走っていた。なので、自転車してトレランしても、今より、引き締める事は可能。そりゃ、そうだわ。

今日は、レースが終わってから、クエン酸の為に、梅干が入ったレース後用のオニギリ一個を食べて、リンゴを一個食べた。家に帰ってから、マッシュルーム、エノキを炒めて、その後から、卵、木綿豆腐、カレー粉、塩、胡椒、チーズを混ぜて、フライパンで炒めるっていう、植物系メインのタンパク質を沢山の食事をしました。

レース後は、炭水化物ではなくって、タンパク質!
あと、今回はレース前にヴァームで、後はアミノ・バイタルにしてみた。やっぱり、ヴァームのほうが、お腹空かない。私にはあってるみたい。本当は、アミノ酸って味の素がやっぱり日本で一番の会社で、他のメーカーは味の素から、アミノ酸の元(?)を買ってるっていう噂を聞いていたから、アミノバイタルのほうがいいのかなぁって思ってたんだけど。

やっぱり、美脚も欲しいけど、強い脚も欲しい! 
次回のレースは、高水山の4月のレース。私はこの12Kでトレランデビューしたんだけど、来年は30Kに出る予定!それまでに、もっと鍛えよう!

今年は、来週にHappy Trail主催の湯河原があって、終わりだと思う。
今日の御岳は、山が冬の景色だった。そうそう、今回のレースは、本当に景色がきれいだった!紅葉の葉がいたるところに落ちていて、秋に来たらそれもそれでステキだったんだろうなぁって。冬の山もステキだった。

やっぱり、山に行くと、山はいいなぁって思っちゃうんだよね。
by run_run_moon | 2006-12-10 19:01 | race